低年収時代

1月 11th, 2012

この記事を書いている時点で、日本経済は、デフレ傾向を脱していません。
デフレであるということは、年収も上がり難い、ということになります。
社会保険労務士、と聞くと、それなりに難しい試験に合格して開業するわけ
ですから、社会的な地位も、
それなりに認められているだろう、と、傍からは見えるのですが、こと、年収、
ということになると、必ずしもそうではないようですね。

実際に、開業している社会保険労務士さんに、ざっくりとした年収は?
と尋ねてみると、思いのほか、低かったりします。
勿論、高い年収を得ておられる社会保険労務士の方もいらっしゃいます。

実際に、そういう方を、私は知っていますが、年収が常に一千万円を
超えていて、家も、車も、それなりのもの・・・というような方ですね。

しかし、そうでない社会保険労務士の方もいらっしゃいますし、
ここは、前にも見てきたとおり、平均的な年収がどれくらいか、という
ところで考えていく方が合理的であるでしょう。

しかし、そういうことを考えに入れておいたとしても、社会保険労務士
として開業していて、これだけの年収しか得られない、という方が実際に、
一人でもいるんだ、という事実は、私には、衝撃的でした。

そんな年収しか得られないのであれば、なにも、一生懸命勉強して
試験を受けなくっても、その辺でサラリーマンをしていた方が
気楽でいいじゃないか・・・なんていうことすら考えてしまうほど、
その方の年収は、低いものでした。

可能か?

7月 22nd, 2011

もう、幾度も検討してきたことですが、社会保険労務士が、年収をUPさせようと考える場合、社会保険労務士と、他のスキルを融合させて、相乗効果を生み出すことによって、新たな市場を開拓していこう、というふうに試みることが望ましい、ということになるでしょう。社会保険労務士が年収をUP,というよりも、社会保険労務士の資格を持っている人が、社会保険労務士の資格も活かして、年収をUPさせよう、というふうに、考え方を変えてみることが有効なのではないかな、と思います。例えば、私はいま、記憶術の勉強をしているのですが、私が社会保険労務士だったら、この、記憶術の技術と、社会保険労務士の資格とのシナジー、という点について考えてみることです。一見、そういうことは考え辛いかな、というふうになってしまいがちです。しかし、案外、そうでもなくて、社会保険労務士資格の取得のために、記憶術を有効に活用する、ということで考えれば、あなたが、専門学校の講師として教壇に立つ場合に、大いに、使えるじゃないですか。現役の社会保険労務士として、専門学校の非常勤講師を務める、などですね。そういったことも、年収のUP、という観点からは、考えてみる余地がある、ということです。実際に、そうするかどうか、ということはさておきまして・・・。社会保険労務士の資格と、キャリアカウンセラーの資格、とかだったら、無理なく、シナジーが期待できるかもしれません。こちらなどは、もう、実際に、試みて、年収UPを果たしておられる社会保険労務士さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

社会保険労務士になるべきか

10月 5th, 2010

社会保険労務士は、全国に約3万人います。
その平均年収は、600万円前後という統計があります。

国家試験の難易度、費やす必要のある時間などを勘案すると、残念ながらかなり低いと言わざるを得ません。
年収の平均というのは、常にそうですが、平均以上の年収を持つ人数が圧倒的少ないのは統計上の常識です。

全世界で言うと、わずか5%の人間が80%の富を独占している、と言われています。
そこまで極端ではないにしても、平均以下の年収に甘んじている社会保険労務士は、平均以上の5倍はいるでしょう。

つまり、たいへん失礼な言い方ながら、難しい割にもうからない仕事です。
では何が問題なのでしょうか。

まず業界が古いですね。
新しいビジネスモデルと言うものがあるでしょうか。
年収を上げる秘訣のようなものが、社会保険労務士の世界であるでしょうか。
いずれも期待薄でしょう。

さらに国家試験があれほど難しければ、他のスキルも一緒に学んで、たとえばマーケティングのできる社会保険労務士、年収3000万などというシナリオが描きにくいですね。

そして硬直したB2Bのビジネスモデル。

これら3つの理由から、なかなか平均年収が上がらないのが実情です。
そこへ、毎年4千人の合格者が参入。
しかも人口減、会社はもちろん過去最悪ペースで減少中。
これからますます平均年収は下がるでしょう。

でもまったく希望がないわけではありません。
3つの理由のすべて逆を行きましょう。
分かりやすい例を上げると、インターネットを使った斬新なマーケティングモデル。これをB2Cで展開します。

3つ意味でまったく新しい社会保険労務士、かなり高い年収が期待できるのではないでしょうか。

「使」からの需要

10月 2nd, 2010

社会保険労務士の資格を持っているのなら、企業で人事・総務関係の仕事をするか、開業して顧問契約をとる。それが年収の面からも、今までも社会保険労務士の仕事からしても順当。

そう考える人は確かに多いでしょう。
年収が高いかどうかはさておき、士業と呼ばれる人に共通して言えることは、どちらかというと頭が固いということです。

もちろん、社会保険労務士の資格は並大抵のことでとれるものではありません。あれだけの難関を突破したわけですから、年収が高いのも当たり前でしょう。

でも今、社会保険労務士のスキルや知識を求めているのは、いわば「使」側だけでしょうか。
「労」側にはそんな需要はないのでしょうか。

確かに、今までの社会保険労務士としての職務範囲を逸脱するのは、非常にリスクが高いのは事実です。せっかくの高い年収を棒に振ってしまいかねないでしょう。

でも、「使」側の会社数、400万社。その中で社会保険労務士の必要な会社はせいぜい2割でしょう。すると、80万社。1年間に合格する人は4千人前後。
社会保険労務士の活躍する場、もちろん既存の市場を考えた場合、増えているとは言えませんし、とても不足している状況でもなさそうです。

会社の数も減少しています。会社員の年収も減少しています。
顧問料は上がっているのでしょうか。この具体的な推移を表すデータはありませんでしたが、上がっている傾向にあるとは、どこにも書いていませんでした。

つまり、市場的に、かなり飽和している傾向にあるのではないか、と思えます。

埋もれた才能

9月 30th, 2010

CPAを持っていながら、マーケティングチームにいる人、MBAを持っているのに一兵卒で年収もそれほど、各企業に山ほど埋もれています。
もったいない話ですね。

社会保険労務士の資格を持っていながら、開業するでもなく、労務関連の仕事をするわけでもない人も、少なからずいます。
社会保険労務士の資格と技能を生かした仕事をしていれば、もっと高い年収が期待できるのに、その機会に巡り合えていない人。
そんな人は、副業という形で資格を生かしてみるのもいいかもしれません。

会社の従業員としての社会保険労務士、または開業した社会保険労務士としての顧問契約、これら、一般的な形態での業務は難しいかもしれません。

でも、それ以外に社外が求めているものは、たくさんあります。
今、個人向けのフィナンシャルプランナーと言う人は、実はほとんど存在していません。
フィナンシャルプランナーという資格に、独占業務がなく、独立するだけの年収が期待できないため、というこの資格の事情もありますが。

ですから実際に私たちがフィナンシャルプランナーと話す機会は、特定の金融機関の窓口しかないんですね。
でも、資産運用を希望するほどの年収を得ているクラスというのは、確実にいます。そしてニュートラルな資産運用コンサルティングを求めているのです。

労働問題についても同じことが言えます。
自分の年収はどうなのか、労働条件は正当なものなのか。
リストラの問題・派遣切り・不当労働・最低賃金・内定取消などの社会問題から、有利な退職方法や失業保険から、キャリアアップの相談まで、社会保険労務士の技能を持っている人なら、いくらでも相談に乗れるでしょう。

セミナーブーム

9月 26th, 2010

最近、セミナーブームとも言われるくらい、毎日のように、各地でセミナーが開かれています
社会保険労務士の年収アップ戦略セミナー、そんなものも実際にあります。

社会保険労務士に対して、マーケティングとコミュニケーションを教えるものですが、この講師も社会保険労務士です。
その人は、かなりいい年収を取っています。

そうなんです。
こんなビジネスモデルもあるんですね。
ラーメンが好きだからラーメン屋になる、これは極めて普通ですが、そうではなくてラーメン評論家になる、これもひとつのやり方です。

社会保険労務士も、資格を持っているので社会保険労務士として、1号・2号・3号業務をやる、これもひとつですが、社会保険労務士のために社会保険労務士というポジショニングも、ひとつあるということを覚えておいてください。

どちらかと言うと、士業に従事する方と言うのは、当然国家資格が難しくて勉強に勉強を重ねた、ということもあり、他の分野には比較的疎かったりします。
そんな先生たちの年収を上げるお手伝いをするというのも、喜ばれるのではないのでしょうか。

知り合いに、会計事務所相手に年収アップのセミナーをやっている人がいます。彼は公認会計士ですが、公認会計士としてコンサルティングや監査業務をやっていた時代よりも、高い年収を稼いでいます。

もちろん、年収だけが社会保険労務士の魅力ではありませんので、何よりも自分が納得して、自分の好きなことをするのが一番です。
でももしあなたが、人に教えるのが好きで、集客方法を伝えたり、マーケティングのノウハウを伝えることにも魅力を感じるのであれば、社会保険労務士の年収を上げるお手伝い、というポジショニングも、決して悪くはないでしょう。

マーケティング

9月 24th, 2010

社会保険労務士に合格、めでたく開業して、高い年収を目指す、そんな段階に来ました。
その時にやることは何でしょうか。

現実問題として、ほとんどの会社の社長は、口コミで士業の先生を探します。
それにはちゃんと理由があって、士業の先生は人だからですね。

士業というものが、人をベースにしたサービスである限り、口コミに頼るのが、やはりベストなわけです。それは、これだけインターネットが普及した今でも、変わっていません。

それなら社会保険労務士として顧問契約をたくさん取って、年収を挙げていくのなんか無理では、と考えるのも少し早計ですね。

とはいえ、このネット時代、いろんなマーケティングを仕掛けることは可能です。
社会保険労務士という堅い仕事でも、インターネットで正しくメッセージを伝えていけば、顧問契約数アップ、年収アップのチャンスは、いくらでもあるでしょう。

まずそれには、社会保険労務士の資格試験の勉強も、もちろん必要ですが、マーケティングを学んでおくことをお勧めします。

社会保険労務士としての資格と技能さえあれば、顧問契約もいっぱい取れるし、年収も上がると考えるほどナイーブな人は、今や少数派かもしれません。
伝統的な気質の色濃く残る士業の世界でも、マーケティングというものは、浸透しつつあるのです。

社会保険労務士といえども、まずは見込み客に自分のことを知ってもらう必要があります。そして自分がどんなことができるかというのを理解してもらうのです。そして、
「この人に頼んでみようか」
とか、
「一度話を聞いてみようか」
と、思ってもらうことが必要です。

それがマーケティング。
高い年収の社会保険労務士を目指すのなら、知っておかなければならないスキルのひとつでしょう。

提案と問題解決

9月 20th, 2010

社会保険労務士には、実に様々な仕事があります。
年収が高そうに見える社会保険労務士という仕事も、実際には大半が定型化された、地味で泥臭い仕事なのかもしれません。

まず、会社の憲法とも言える、就業規則があります。
これを、作成する、また、時には変更する作業があります。
会社設立時に顧問契約をする場合には、作成から入りますが、多くは途中からの顧問契約もありますから、既存の就業規則を診断する、という作業もあります。

この就業規則を基に、労働保険や社会保険の手続きや手続きの代行業務、助成金の申請などを行っていくわけです。
もちろん時には、助成金を前提にした業務全般に関する提案活動なども行います。
常に提案できる社会保険労務士というのは、高い年収が見込めるでしょう。

最近増えてきたものに、労働問題があります。解雇やリストラといった、不況時に多くみられる問題も、社会保険労務士の業務範囲です。
会社員の年収が下がる一方の昨今、労働問題、労使間のトラブルなどを、うまく解決できる技能も求められているでしょう。

下がる一方の年収とは言いながらも、賃金制度や年金制度についても、常に対応していかなければなりません。
特に、今ほど労使の仲が険悪な状況は、日本社会では存在しなかったでしょう。会社は家族、終身雇用、年功序列が当たり前だった時代は過ぎ去り、成果主義とリストラがはびこる労働環境になってしまいました。

この環境を、どうとらえるかは、社会保険労務士やその卵の気持ち次第ですが、社会保険労務士の年収も伸びてはいない時代に、かなり難しい選択を迫られる場合もあるでしょう。

フリー演技がモノを言う

9月 18th, 2010

社会保険労務士の仕事で、もっとも自身の年収を左右するのは、3号業務、つまり独占業務ではない、コンサルティング業務だと言えます。

フィギュアスケートに例えて言うと、ショートプログラムが1号・2号、フリーが3号と言えば、イメージが湧くしょうか。

つまりある程度決められている業務ではなかなか差や色を出すのが難しいのですが、その人独自のやり方でできる部分では、大きく違ってくるので、社会保険労務士としても、年収に差が表れやすいのが、3号業務と言えるでしょう。

とはいえ、社会保険労務士にしか許されていない業務というのも、当然企業にとっては必要ですから、年収に跳ね返ってくる幅が少ないとはいえ、基本をきっちりおさえておかないと、逆に年収を下げる結果になることは言うまでもありません。

1号業務とは、書類作成業務を指して言います。
2号業務とは、提出代行業務ですね。

法律は知っている者の味方、の言葉通り、企業に対する助成金や社会保険の給付というものは、黙っていたら国が支払ってくれるものではありません。
こちらから申請しないと、1円もくれないのです。

その申請をするのが、社会保険労務士、そして、1号業務で作成した書類を、2行業務で提出する、こういうしくみになっているのです。

社会保険労務士に合格して、高い年収を実現するという希望に燃えていたとしても、基本は定型業務を行わなくてはなりません。
重要なことは、フィギュアスケートでも同じですね。
基本をきちんと押さえた上で、自分の色を少しずつ出していく、これが社会保険労務士として、高い年収を実現する鉄則と言えるでしょう。

社会保険労務士の仕事

9月 15th, 2010

社会保険労務士の仕事は、大きく分けると2つあります。
ひとつ目は、社会保険の手続き、もうひとつが労働関連の相談や提案などです。
つまり、総務・人事の中に社会保険労務士の資格を持っている人もいれば、顧問契約を結んだ開業社会保険労務士が、相談に乗っているケースもあります。

社会保険労務士の資格を持っていると、高い年収が見込めるというのは、ひとつにはイメージからですね。
先生と呼ばれるような専門的な技能を持っているので、相談相手としての役割になります。
この辺が、下請けで働くと言うイメージとは大きく違う点です。

もうひとつは、顧問契約をたくさんとれば、実際に複数の企業から顧問料がもらえるので、それだけの年収も期待できます。

いずれの場合でも、社会保険労務士の業務には、法律で決められた独占業務があり、社会保険労務士の資格を持つ人以外には、行うことができない業務があります。
通称、1号業務・2号業務を呼ばれる仕事です。

独占業務を持つ資格と言うのは、他にも公認会計士や不動産鑑定士、司法書士などがありますが、やり方によってへ、高い年収を期待できますし、世間一般から見たこれらの資格保持者の年収は高いというイメージがあります。

法律で規定された社会保険労務士の仕事にはもうひとつ、3号業務というものがあり、これは社会保険や労働関連のコンサルティング業務だと言うことができます。

社会保険労務士の年収を左右するのは、逆説的になりますが、1号・2号の独占業務ではなく、3号のコンサルティング業務なのです。